『Remore』では、お客さまからどのような依頼が多く、どのような提案を行っているのだろうか。「雨漏りの修繕や外壁塗装、劣化したお風呂やトイレなどの入れ替えは常にありますが、光熱費が上昇している今は、断熱性能を上げたいというお客さまが急増しています」と大石さん。
同社の場合、玄関ドアを断熱仕様に替えたり、リビングや寝室の窓に内窓を設置するなど、断熱性能を上げる工事が増えており、いずれも住みながら1日で施工を完結できる。国の補助金も利用できるため、気軽に相談してほしい。「断熱性能を高めることで冷暖房効率が上がるので、エアコンの使頻度が減り、光熱費を抑えられるのはもちろん、家中の温度差がない家は、住む人の健康寿命を延ばすことにも繋がると思います」と大石さんは語る。
ただ、どんな住まいに変えたいのか、どこをどのようにリフォームすればいいのか、言葉で正確に伝えるのは難しいもの。そこで、同社が加盟するLIXILリフォームショップでは、心の中にある本当にしたい暮らしを見つけて整理できるよう「ライフスタイルコンパス」という独自のコミュニケーションプログラムを用意している。いわゆる、深層心理に基づいたプロファイリングで、分析結果によって家族それぞれの「本当にしたいコト」が見つかるようだ。
Remoreでは、リフォーム完成現場のVR(バーチャルリアリティー)見学会を期間限定で行っている。VRを使い、モニターを通じて家の中を実際に歩いているような感覚で、施工前と施工後の室内を確認できると好評だ。
自分の住みたいエリアで中古住宅を購入し、各種補助金を上手に利用しながら、家族構成やライフスタイルに合わせて間取りを再生する。そんなリノベーションをマイホーム計画の選択肢に加えてみてはいかがだろうか。
|