不動産だよりロゴ

【静岡県西部地区・浜松市近郊一円の不動産物件検索サイト】

ホームサイトマップお問合せ

TOP・物件検索
ニュースファイル
住宅ローン金利シミュレーション
不動産購入ガイド
不動産売却マニュアル
不動産の税金
お部屋探しガイド
Rnetログイン

インスペクション(建物状況調査)

「NewsTock(ニューストック)協議会」のみなさん中古物件(戸建住宅・マンション)の価値は築年数によってどんどん下がり、中古住宅であれば築20年以上になると、建物の価格はほとんど付かないため、空き家が増える一因にもなっている。買い手、売り手の両者が納得して売買し、中古物件の市場を広く流通させるためには、建物の価値や性能を正しく評価し、共有することが必要となる。そのために活用したいのがインスペクション(建物状況調査)だ。このほど、築17年の中古マンションのインスペクションを実施した一般社団法人「NewsTock(ニューストック)協議会」のみなさんにお話をうかがった。

中古物件を安心して購入できる「インスペクション」とは?

スケルトン状態イメージ 「新築は購入資金の折り合いがつかず、中古物件を検討したい。でも、中古なのでどこか壊れていないか心配だし、リフォームにいくらかかるのか不安」。そんな方に知ってほしいのがインスペクション(建物状況調査)だ。

 インスペクションとは、簡単に言うと、建物の健康診断のこと。資格を持った建築士が、住宅の劣化状況、欠陥がないか、改修すべき箇所の有無を見極め、中立的、客観的な立場からアドバイスを行う。インスペクションを実施することで、建物の状態を知ることができるので、実施する意義は大いにあると言える(一般的な検査費用は約6?8万円)。

 これまでの民法の規定では、買主が購入した中古物件に何らかの不具合を発見した場合、1年以内であれば売主に対応を求めることができた。しかし、これは任意で、引き渡しから一定期間不具合がなければ、それ以降は免責というケースが多かったのが実情だ。

 ところが、2020年4月に民法が改正されることになり、「売主の瑕疵担保責任」という考え方自体がなくなり、契約の内容に適合しないものは原則としてすべて売主の責任になる。これを「契約不適合責任」という。瑕疵担保責任で問題となるのは「隠れた瑕疵」であったが、契約不適合責任では隠れた瑕疵である必要がなくなる。瑕疵担保責任では契約当事者が目で見てすぐに分かるような不具合であっても、契約条件によっては契約不適合となり売り主が責任を追及される。そのため、売主の責任はこれまでより大きくなると同時に、買主は中古物件を安心して購入できるようになると思われる。

インスペクションを実施するメリットとは?

 では、中古物件購入を検討するにあたり、インスペクションを依頼するメリットとは何だろうか?

 まず、物件の状態を把握できるだけでなく、長く住み続けるために、どこを修繕、リフォームすればよいかが明確になり、さらにアドバイスも受けられることが挙げられる。

 次に、構造や断熱など、外から見えない、住まいの根本的な性能を知ることができること。診断するのは中立的な立場の専門家なので、物件購入の可否についての判断をする訳ではなく、あくまで診断した事実だけを提供してくれる。インスペクションを実施した報告書は、「家の履歴書」として残るので、後々のことを考えると、住宅の資産価値を証明することもできる。

 NewsTock協議会のインスペクションは、住宅事業者が同席し検査事業者との情報共有により、適合のための最小限の工事の提案が出来るのが特徴。

 さらに、同協議会のように国から事業として採択されてインスペクションを請け負う団体にリフォームを依頼した場合、買主に補助金として上限100万円が支給される。

 このように、買主にとってメリットが多いインスペクション。家族が長く安心して暮らすためにも、中古物件を購入する際は、インスペクションを行うことをお勧めしたい。

築17年の中古マンションをフルリノベーション

「NewsTock協議会」が浜松市内で
築17年の中古マンションのインスペクションを実施

 買主が中古物件を購入する際に躊躇するのは、躯体構造の経年劣化が心配、リフォームのコストがどの位になるのか予測しにくいからではないだろうか。

 そんな不安要素を解消して、安全・安心が担保された良質な中古住宅を広く流通させようと、2018年に発足したのがNewsTock協議会だ。国土交通省の平成30年度「住宅ストック維持・向上促進事業」に採択された同協議会は、宅地建物取引業者、住宅事業者、一級建築士、総合住宅資材商社をはじめ、保険法人、広告事業者、司法書士、金融機関など多岐に渡る業種の11社で構成されており、昨年一般社団法人化された。

リビング写真 2019年12月、同協議会が実際にインスペクションを手がけた中古物件が浜松市中区佐藤1丁目にある。築17年の分譲マンションで、建物の傾きや配管の劣化、天井裏をつぶさに調査した。インスペクションに要した時間は約3時間だったという。その結果、100分の2程度の傾きを補正した以外、特に問題はないことが判明した。「築20年以内の鉄骨マンションの場合は、構造も配管もほとんど問題はありません。ただ、インスペクションを実施して天井裏まで調べたことで安心できますし、どの箇所にリフォームが必要なのかがわかるので、資金計画を立てやすくなると思います」と、同協議会メンバーで、インスペクションとリフォームを担当した『メーワテック』の五十川さんは語る。

 この中古マンションの見学会が、2月29日と3月1日に行われる(両日は予約不要で10:00〜16:00、以降は予約制にて見学可能)。インスペクションを行い、フルリノベーションして生まれ変わった快適な居住空間をじっくりと見てほしい。中古住宅、中古マンション購入に関する疑問や不安、その他さまざまな相談にも丁寧に応じてくれるで、気軽に立ち寄ってみてはいかがだろう。

ボーダー

 

〈お問合せ〉

一般社団法人 NewsTockニューストック協議会

tel.053-401-6755

 浜松市東区積志町501グリュック101
(株)共和 事務所内

【URL】https://www.hi-rema.jp

〈NewsTock協議会会員〉●今枝染工(株)●(株)アライブ●(株)メーワテック●(有)石牧建築●一級建築士事務所アトリエカドル●(株)三共建材●(株)共和●(株)GIR●ロールアウト●佐原事務所●(株)静岡銀行 西鹿島支店

ボーダー

(2020.02)

Copyright (C) ADvance Forward Co.,Ltd. All Rights Reserved