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住宅ローン最新事情2018年第2回


民間住宅ローン利用者の実態調査

 住宅金融支援機構は、2018年10月から2019年3月までの間で民間住宅ローン(フラット35を含む)を借り入れた人を対象に、インターネットによるアンケート調査(2019年4月)を実施、このほど調査結果を公表した。調査内容は「利用した住宅ローンの金利タイプ」や「住宅ローン選びに関する事項」で、1,500件の回答を得た。

■利用した金利タイプ
 「変動型」の利用割合が6割超に!

回答者の基本属性 住宅ローンの金利タイプ別の利用状況は、「変動型」の利用割合が60.3%(前回調査57.0%)と前回の調査から3.3%増加し、6割を超えた。一方、「固定期間選択型」は25.1%(同25.3%)、「全期間固定型」は14.6%(同17.7%)とそれぞれ減少した。

 「固定期間選択型」の期間別内訳を見ると、固定10年超の利用割合が31.1%(前回調査29.3%)と増加し、固定10年と合わせると全体の8割を占めた。

 「全期間固定型」に占める「フラット35」の利用割合は59.8%と、2017年度第1回の調査以来、1年半ぶりに減少に転じた。

住宅ローン利用者が利用した金利タイプ

■金利見通し
 今後1年間で「現状よりも上昇する」は減少傾向!金利見通し

 今後1年間の住宅ローン金利の見通しでは、金利タイプ全体で「現状よりも上昇する」が27.3%(前回調査41.7%)と大幅に減少。一方、「ほとんど変わらない」が59.9%(同49.2%)、「現状よりも低下する」が4.1%(同1.7%)とそれぞれ増加した。また、この傾向は各金利タイプでも共通している。

今後1年間の住宅ローン金利見通し

■住宅ローンを選んだ理由
 「フラット35」以外の利用者は「金利が低い」が7割超

 住宅ローンを選んだ理由(決め手)を見ると、「フラット35」以外の住宅ローン利用者は「金利が低い」と回答した人が最も多く7割を超えた。一方、「フラット35」利用者では「今後の金利上昇に備えて予め将来にわたる返済額を確定しておきたかった」との回答が64.1%と最も多かった。

利用した住宅ローンを選んだ理由

民間住宅ローン利用予定者の実態調査

 住宅金融支援機構は、今後5年以内に住宅を取得する予定の人を対象に、インターネットによるアンケート調査(2019年4月)を実施、このほど調査結果を公表した。調査内容は「希望する住宅ローンの金利タイプ」や「住宅取得に向けた意識や行動」などについて行われ、住宅ローン利用予定者1,500人から回答を得た。

■希望する金利タイプ
 「変動型」「固定期間選択型」の希望割合が増加!

 住宅ローン利用予定者が希望する金利タイプは、前回調査と比較して「全期間固定型」の希望割合が減り、「変動型」「固定期間選択型」が増加した。

 過去4年間の統計データより、「住宅ローン利用予定者の希望する金利タイプ」の調査結果と「住宅ローン利用者が利用した金利タイプ」の調査結果を比較してみると、借入前には固定タイプの希望者が約7割を占めているのに対し、借入時には5〜4割にまで減っている事からも、「固定期間選択型」「全期間固定型」の希望者は借入段階で「変動型」に移行していることがよく分かる。 住宅ローン利用予定者が希望する金利タイプは、前回調査と比較して「全期間固定型」の希望割合が減り、「変動型」「固定期間選択型」が増加した。

住宅ローン利用希望者の希望する金利タイプ

■金利の見通し
 今後1年間で「現状よりも上昇する」は減少傾向!

 今後1年間の住宅ローン金利の見通しでは、金利タイプ全体で「現状よりも上昇する」との回答は33.6%で、前回調査より8.4ポイントの減少。一方、「ほとんど変わらない」「現状よりも低下する」「見当がつかない」がそれぞれ増加した。金利タイプ別にみても、この傾向は全タイプで共通している。特に「全期間固定型」では全体の約4分の1が「見当がつかない」と回答している。

今後1年間の住宅ローン金利見通し

■住宅の買い時意識
 今は「買い時かどうか分からない」が4割台に増加!

今は住宅取得のチャンスだと思いますか? 住宅の買い時意識では、「今(今後1年程度)は住宅取得のチャンス(買い時)だと思いますか?」との問いに対し、「そう思う」と回答した人は3割台に減少。「分からない」が41.3%で前回調査の38.3%から増加に転じた。また、「買い時」だと思う理由は、「住宅ローン金利が低水準だから」が最も多く64.5%。次いで「消費税率引上げ前だから」が40.5%となっているが、前回調査の59.6%から大きく減少した。

住宅取得のチャンスだと思う理由

(2019.07)

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