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ライフスタイルを自由に表現中古全面リフォームのススメ

 少子高齢化などにより空き家の増加が社会問題になっている中、中古住宅を購入して全面リフォームする人が増えている。生活至便な立地に土地+建物をまるごと購入できる中古住宅は引き合いが多く、築年数にもよるが、構造が確かならリフォーム費用をプラスしても低コストで抑えることができる。今回は「中古住宅全面リフォームのススメ」と題して、LIXILリフォームショップに加盟する三立木材を訪ね、中古住宅リフォームを数多く手掛けている店長の大石昌宜さんにリフォームのヒントをうかがった。

店長大石さん写真

 

 

 

 新築住宅業務を経て、2013年から中古住宅リフォーム担当に。顧客と真剣に向き合い、これからの理想の暮らしを丁寧に描くことをモットーにしている。全国に560店舗あるLIXILリフォームショップのネットワークを活かし、永年にわたって満足してもらえる家づくりを追求。

■伸び続ける中古住宅リフォーム市場 新築にこだわらない人が増えている

 中古住宅市場が活況だ。“マイホーム=新築住宅”という既成概念にとらわれず、生活至便な好立地に建つ中古住宅を購入して、自分好みに全面リフォームする人が増えている。大石さんは次のように説明する。「全国のLIXILリフォームショップが集まる情報交換会でも中古市場の活況をよく耳にします。過去10年間の大阪の既存住宅流通量の推移(リフォーム産業新聞社資料)を見ると、2008年に15.5%だった中古住宅流通量が2017年には29.9%まで増加。中古住宅の比率は48%に上昇し、新築と中古の数がほぼ同じになっています」。特に兵庫県神戸市では2010年頃から常に中古住宅が新築着工戸数を上回る傾向にあるという。また、中古住宅にした理由を聞いた調査(リフォーム産業新聞社資料)では、『新築にこだわらなかった』『予算的に手頃だった』『リフォームで快適に住める』『間取りや設備、広さが気に入った』という回答が上位を占める。

 ただ、中古住宅の中には履歴が明確でないものもあり、物件の見極めが非一緒に物件を拝見します。相当の築年数を経ていても、選び抜いた材を使っていたり、腕の良い大工が丹精込めて建てていたりすることがわかれば、お客様に『これなら大丈夫ですよ』と太鼓判を押せます。また、リフォームする際のポイントも事前に把握でき、お客様とイメージを共有しやすくなります」と語る。基礎や構造が確かかどうかはプロの目で見なければわからない。物件探しの初期段階から目利きを頼むことが大切だ。

 

既存住宅流通量の推移

中古住宅にした理由

■「ライフスタイルコンパス」で"本当にしたいコト"を見つける

ライフスタイルコンパス

 どんな住まいにしたいのか、どこをどのようにリフォームすれば満足できるのか。それ以前に何から手を付けてよいのかわからないといった声も多い。ああしたい、こうしたいという要望を並べることはできても、それらを総合すると矛盾が生じたり、バランスを欠いたりしてしまうこともある。また、個人の希望やイメージがバラバラな場合、家族全員が納得するプランに集約するのも並大抵ではない。大石さんは続ける。「考えがまとまらない原因は、仕様やデザインばかりに気を取られ、こんなコトがしたい、こんな暮らしがしたいという根本を置き去りにしているからです。また、頭の中ではイメージできるけれど、言葉で正確に伝えにくいといった歯がゆさもあるでしょう。そこでLIXILリフォームショップでは、心の中にある本当にしたい暮らしを見つけて整理できるよう、『ライフスタイルコンパス』という独自開発したコミュニケーションプログラムを活用しています」

 ライフスタイルコンパスのチェックシートでは、家族全員が「いくつになっても新しいことに挑戦し続ける自分でありたい」「自分らしさを大切に、美しく豊かに暮らしたい」「いつも家族や仲間を感じながら暮らしたい」「大げさなことよりも小さな配慮と機能性を大切にしたい」といった各分類の小項目に5段階で回答。この結果を羅針盤スタイルで表示し、どこにどれだけのウエイトが置かれているかを視覚化する。「いわば深層心理に基づいたプロファイリング。カテゴライズされた羅針盤を分析するとともに、ご家族のアイデンティティーを見つめ、暮らしのストーリーを具体的なプランに落とし込んでいます」と大石さん。主観的になりがちなプランニングに客観性を持たせ、暮らしの提案を軸に据えている。

中古住宅+リノベーション購入の流れ

■立地と建物を活かし、予算と希望にフィットした平屋リノベーション

リノベーション(全面リフォーム)before 同社が近年、浜松市東区で手掛けたリノベーション(全面リフォーム)の一例を紹介してもらった。築43年の空き家で、土地面積は約100坪、平屋の専有面積は24坪。家族構成は30代の夫婦と幼児の3人家族だ。大石さんは当時を振り返る。「ご主人はサザエさんの磯野家のような家がいいとおっしゃっていました。一方、奥様はヴィンテージ風のお洒落な住まいをお望みでした。ライフスタイルコンパスを使ってご要望を整理し、何度もヒアリングを重ねてご提案。コンパクトな建物にゆとりを生み出すためにはどうすればよいか、広い敷地面積をうまく活かして、お子さんがのびのびと育つ環境にしてあげようなど、あれこれ知恵を絞って完成させました」

リノベーション(全面リフォーム)after1 耐震補強をはじめ、床、壁、天井に断熱材、開口部に断熱サッシを施工して長期優良住宅化リフォームを実施したこの住まい。3LDKの間取りはそのままに、水廻りを移してキッチン、玄関の両方から洗面室へ出入りできるよう生活動線を工夫した。また、居住空間を広々と見せるために天井高を上げ、むき出しの梁に間接照明を設置。壁の代わりに格子をしつらえて北面にも自然光を行き渡らせた。基礎と骨組の状態からスタートした全面リフォームで新築同然に生まれ変わった空間は見違えるよう。ウッドデッキが内と外をゆるやかにつなぎ、広い庭では家庭菜園を楽しむことも。「不満、不具合、不便などを解消して、明るく快適な空間を生み出すのが全面リフォーム。目先や部分にとらわれず、将来を考えて広い視野でご提案しています」と大石さんは強調する。

リノベーション(全面リフォーム)after2

間取りbefore after

リノベーション(全面リフォーム)した平屋住宅写真

■予算面で大きなアドバンテージ 補助金利用で入居後にゆとりを

 中古住宅全面リフォームは予算面でもメリットが大きい。先ほど紹介した住まいは、約100坪の土地価格が1,000万円、リフォーム費用が約1,200万円。合計2,200万円ほどで土地を含めた新築同様の一戸建てが実現した。大石さんは「全面リフォームは住まいの健康状態を精査するチャンスでもあります。当社では無料でインスペクションを行い、直すべきところは直し、補強すべきところはしっかりと補強する。表面は後でいくらでも対応できるので、目に見えないところを重視することをおすすめします」と話す。

 2033年には3戸のうち1戸が空き家になるという報告もあり、国は空き家対策と中古住宅再利用に力を入れている。浜松市では木造住宅の耐震補強工事に対して上限額30万円〜65万円を助成するほか、所得税の特別控除(最高25万円)、家屋の固定資産税2分の1に減額(諸条件あり)という制度を用意。LIXILでもLIXIL商品一式でリフォームするとローン金利0%、分割払い最長60回で利用できる「オールLIXIL無金利リフォームキャンペーン」を展開したり、長期優良住宅化リフォームに補助金最大100万円〜150万円を支給(予算がなくなり次第終了)したりして、全面リフォームを後押ししている。

 既存の建物を再生する全面リフォームは施工者の確かな技術力が不可欠だ。2014年、国土交通省は消費者保護のための環境整備と住宅リフォーム事業の健全な発達を目的に「住宅リフォーム事業者団体登録制度」を立ち上げた。この趣旨に賛同して誕生したのが、一般社団法人住生活リフォーム推進協会(略称HORP)である。「三立木材はHORPの登録企業であり、地域密着でアフターも含めた全面リフォームをお手伝いしています。家探しの段階からお気軽にご相談いただきたいですね」と大石さん。これからの暮らしを思い描き、マイホーム計画の選択肢に中古住宅全面リフォームを加えてみてはいかがだろうか。

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(2019.04)

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