● RC構造

Reinforced Concreteの略で、鉄筋コンクリート構造のこと。コンクリートの芯に鉄筋を入れて補強した構造をいう。

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SRC

 RCの頭にsteel framedのSがついた語で、鉄骨鉄筋コンクリートのこと。鉄骨で造った柱や梁などの骨組のまわりを鉄筋コンクリートでおおって一体構造にしたもの。おもに高層建築に用いられる。

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コートハウス

 中庭を取り囲むように建てられた、庭付きの連続住宅のこと。例えばパティオのあるスペインの住宅や京都の坪庭のある庭など。狭い敷地でも通風や採光が確保でき、プライバシーも保てることから、住宅密集地でよく採用されている。

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コーポラティブ住宅

 組合員による共同建設方式で建てられた集合住宅のこと。入居希望者で組織した組合で、土地購入から設計や工事まですべてを行い、自分たちが住みたい住宅をより安く建てようというもの。

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スキップフロア方式

 部屋と部屋の床高を約半階分の段差にした空間構成。各室の独立性を保ちつつ空間に広がりを持たせる建築方法として取り入れられている。マンションの構造で使われる場合は、エレベーターの停止階を1〜数階おきにする方式。停止しない階は外廊下やホールが不要になり、その分のスペースを居室やバルコニーなどに利用できる。ただし停止しない階への出入りは、最寄りの階でエレベーターを降りて階段で昇降することになるため、高齢者などには負担となる。

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スラブ

 床板のこと。普通は鉄筋コンクリートの床をさす。スラブが厚いほど遮音性が高い。マンションを選ぶ際には重要なチエックポイントとなる。

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タウンハウス

 郊外型の、長屋形式の低層集合住宅。2階建てのものが一版的で、必ず共用のオープンスペースが設けられている。敷地の所有形態はマンションと同様、各住戸の専有床面積の割合による共有である。

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パネル工法

 木や鉄筋コンクリート、鉄板などに1枚の板状に成型したパネルを用い、これを組み合わせて建築する方法。おもにプレハブ住宅に採用されている。

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PC工法

 プレキャストコンクリート工法の略。あらかじめ工場でパネル加工した鉄筋コンクリートを現場に運んで組み立てる。いわば鉄筋コンクリートのプレハブ工法である。

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ユニット住宅

 工場で全建築工程の80%まで加工した部材ユニットを目的に応じて選択し、現場に運んで組み立てた住宅。現場作業が少ないので、工期が大幅に短縮できる。また接合が簡単なので、増築もしやすい。

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ラーメン構造

 柱や梁で支える基本的な骨組法で、柱と梁の節点が強固に固定されて一体となっているものをいう。中高層マンションではおもにこの工法が採用されている。比較的大きな空間を作ることができ、間取りや変更やリフォームもしやすいが、室内に柱や梁が張り出すのが難点。

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ログハウス

ログとは丸太の意で、丸太を組んで作った壁式住宅のこと。四角形に製材した丸太を使う端正な北欧式と、切り出したままの太い木の持ち味を活かす豪放なアメリカ式がある。キット販売もなされており、自分で組み立てることこともできる。木そのものが、非常に断熱性の高い素材などで、夏涼しく冬暖かい。ナチュラル派の間で人気を呼び、別荘などにログハウスを建てるケースが増えている。

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在来工法

 日本古来の建築工法で、木の柱と梁を組み合わせた工法であるため「木造軸組工法」とも呼ばれている。増改築が容易であるのが特徴だが、大工さんがひとつひとつつっくていくものなので、施工レベルや工期にバラツキがある。

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プレハブ住宅

 プレ(あらかじめ)、ファブリケーション(製造する)住宅のこと、つまり現場でゼロからつくり上げるのではなく、工場で壁や屋根などをある程度つくり、現場で組み立てる住宅全般をプレハブ住宅と呼ぶ。プレハブ住宅には、木材や鉄骨、コンクリート、セラミックなどいろいろな材質が用いられている。

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輸入資材住宅

 日本政府の輸入促進対策から、施工例を増やしているのが輸入資材住宅。外国から輸入した木材や建具などを使って建てる住宅のことで、資材の大部分を輸入品にした場合「輸入資材住宅」ではなく、「輸入住宅」と呼ぶ。輸入資材住宅および輸入住宅は、建売住宅にも徐々に増加。日本製に比べ、断熱性・防音性が高いこと、割安なことなどをセールスポイントにしています。

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メーターモジュール

 日本では従来、家を建てるときには90cmをひとつの基準単位として使ってきました。1間は90cmの2倍で180cm。量の基準サイズも90cm×180cm。昔の尺をもとに設定したものですが、現在の住居に90cmモジュールを当てはめると、廊下が狭くなり車イスが通れないといった問題が生じるようになりました。そこで、新たに採用されるようになったのが、1mを基準単位として家をつくること。これを「メーターモジュール」と呼びます。

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バリアフリー

 小さな子供や高齢者が安全に生活できるように、バリア(障壁「段差」)を取り除いた状態をバリアフリーという。

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スロープ

 傾斜したところを指す。室内では段差でのひっかかりをなくすため、車イスでの通行に欠かせないもの。高齢化社会への対応策として一般住宅にも採用されるケースが増えている。

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小屋裏

 屋根裏部屋のことで、収納式のハシゴで出入りすることが多い。建物の構造上生まれる空間だがスペースを有効活用するために物置として使用される。

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書斎

 書物に親しむ部屋で、主寝室の隣に設けられた2〜3畳ほどの小部屋をさすことが多い。またリビングルームの一部の区切った“書斎コーナー”もある。

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2世帯同居住宅

 親夫婦と、その子供の家族がひとつ屋根の下で暮らすのが2世帯同居。高齢化社会に対応した住まいです。2世帯同居住宅は、互いのプライバシーを守る独立性の高さも必要。親世帯に小さなキッチンやトイレを設け、場合によっては、リビングや浴室をつくることもある。

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ヌック

 家族がコミニケーションをとるための隠れ家的場所をヌックといいます。例えば、台所の横にある空間とか、なんとなく家族が集まってしまう場所が、まさにヌック。

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吹抜け

 2階建て住宅などで、1階から2階まで通しの空間を設けたところ。主に玄関部分に用いられることが多く、階段部屋を利用して開放感を演出、家の広さを印象づけている。

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ユーティリティー

 「主婦のための家事作業スペース」を指します。例えば、キッチンの隣に机と引き出し、イスなどを置くスペースがあれば、そこがユーティリティー。

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