屋根に設けられた天窓のこと。採光や自然換気が行えるだけでなく、省エネルギーにも効果がある。
マンションなどの共同住宅の部屋以外(玄関ドアの脇、ベランダの隅など)に設けられた収納庫。
室内にある収納のための小部屋で、おもに“洋服を入れるもの”として使われる。それ以外の目的では「物入れ」などと表記される。
歩いて入ることができる衣類の収納を目的とした小部屋。クローゼット内に衣類等をすべて収納できれば、改めて収納家具を置く必要がないので、すっきりとした室内を広々と使うことができる。
採光や通風をよくするため、建物の一部に吹抜けとしての空間を設け、そこから室内に光を採り入れるようにしたもの。窓を広く取ることができなっかた浴室や洗面所などにも自然の光と風を採り入れることができる利点がある。
浴室・台所などの水まわり部分を住宅の中心部に配置し、配管・防水工事を効率化し、また構造的にも強固にした方式。
幼児を対象にした公園のこと。特にマンションの敷地内に設けられた幼児用の簡単な遊び場をさすことが多い。通常、砂場やブランコ、滑り台などが設けられているが最近では大人の社交場として、ベンチやテーブルといった設備をそなえているものも出てきている。
開口部が建築基準法で定められた採光・換気の基準を満たしていない部屋。居室とは認められないが、納戸・書斎など工夫しだいで利用度は大きい。
モジュール(基準工法)と組み立て方式をあらかじめ定めて、コンロ・流し台レンジフード・調理台などを組み合わせた厨房設備。
「造り付け」という意味。収納ユニットや飾り棚、造り付けの家具、造り付けの下駄箱などを「ビルトインされた……」といった風に使う。最近ではビルトインタイプのエアコンもある。
携帯品、手荷物、衣類などを一時的に預かり、保管するための部屋。
教育、社会教育、医療保建、社会福祉、公園緑地、行政管理など居住者の日常生活を支えるための共同施設。
キッチンとダイニングとの区切りがなく、全体でひとつの部屋になっているもの。
流し台、調理台などの台所用品のセットが一体化されているもの。
浴室内の壁、床、天井、浴槽をあらかじめ工場で作成し一体にした浴室。本誌では浴槽と便器または、浴槽と便器と洗面台などをひとまてめにしたもののことをいう。
マンション居住者の外来客が、宿泊、滞在するなどの場合に利用できる部屋をいう。
リビング・ダイニングにキッチンを対面した形で配置し、壁などの仕切りをなくし開放感を持たせたもの。炊事中でもリビングにいる家族の様子をみることができるほか、カウンターを設けることによって、窓から料理を受け取りカウンターで食事をすることができる。
浴室、洗面所、トイレなど水まわり部分をユニット化したもので、浴室、洗面所、トイレなどを一つのまとまりとしたもの。また、浴室と洗面所、洗面所とトイレを部分的にまとめたものなど、種類はいろいろある。
洗濯機を置くために備えられた専用の容器で、位置は固定されており、専用の給・排水設備がなされているもの。
冷暖房、調理器具など、住戸内すべてのエネルギー源を電気に頼る方式。ランニングコストは多少上がるが安全性が高い。
煙や臭いを排出させるためにコンロの上などに取り付けられたフードと換気扇を組み合わせたもの。
集合玄関を遠隔操作で自動的に施錠・開錠することができるシステム。ルームキーやカード、暗証番号の入力などによってロックを解除できる。部外者が入りにくいので、防犯に役立つ。
ビルやマンションでゴミを捨てるために設けられた最上階から最下階まで通じたタテ穴。各階に捨て口があり、最下階でまとめて収集する。
内部にコイルやヒーターを埋め込んである浴槽。湯沸器などにより、給湯した後、追い焚きをすることができる。
マンションの中に設けられた居住者専用のコインランドリー。
ドアの外側に取り付けるマイクロホンと呼鈴が一体になった器具。室内の受話器を通じ、ドアを開けずに会話ができる。
TVモニターを設置することによって、訪問者などを声だけでなく、目で確認することができるので安全性が高い。
縦桟なしで建物の角隅部にはめ込まれたガラス窓のこと。
弾力性のある塩化ビニール系シートを敷いた床。水気に強いので中性洗剤などで簡単に手入れすることができる。又、単価が安いのでリフォーム時の負担も比較的軽くすむ。
天井を高くとって、部屋の一部を2層式にしたもの。この上部のスペースをロフト部分と呼んでおり、ここに上がるために専用の梯子が設置されている。ロフト部分は収納スペースなど多目的に利用することができ最近、賃貸アパートにも採り入れられている。
ベットが壁にあらかじめ設置されていて、使用しない時は収納することができる。そのため、居室内のスペースを広く有効に使うことができる。
屋根部分を利用したバルコニーのこと。一般にはマンションで下階住戸の屋根を上階住戸のバルコニーとして用いることが多い。通常のバルコニーと比べて広いため、多目的に利用することができる。また、日当たりもよく、開放感もある。
羽根板を一定の間隔、角度で格子状に取りつけたもの。日よけ、雨よけ、通風、目隠しのために、窓や換気口などの開口部に設ける。よろい戸やブラインドなどもルーバーの一種。羽根板の角度を変えられる「可動ルーバー」は開閉によって明るさを調整したり、雨を防ぐこともできる。ガラス製で開閉可能なタイプをジャロジーという。
壁面の一部をくぼませて作った空間のこと。マンションでは、玄関を外廊下の壁面より内側に引きこませることによって周囲の視線からプライバシーを守っている。
ブロードキャスティングサテライトの略。衛星放送用に開発された衛生のことをいう。衛星放送は途中で電波をさえぎるものがないため、きれいな映像を受信することができる。衛星放送を受信するには、衛星放送用のパラボラアンテナとチューナーが必要。